圧迫骨折のリハビリについて(痛み編)

どうも!キッシーです(^▽^)/

 

今日はセラピスト向けに圧迫骨折のリハビリテーションについてまとめてみました。

私が担当してた患者様のリハビリ経験を踏まえて、皆さんの仕事に役立てていけたらと思います♪

 

一般向けの記事で圧迫骨折とは何かをまとめた記事があります。

復習がてらにこちらの記事も読んでみて下さい。

 

圧迫骨折による痛みについて

圧迫骨折した患者様で、受傷して早々に痛みがなくなり動き回る人もおれば

痛みが長引き、ずっとベッドで横になっている人もいます・・・

 

この違いは何なのか?

圧迫骨折の痛みの原因をいくつかに分けて考えたいと思います。

まずは復習に身体組織で痛みを感じる組織は何か?

以前、TBMの吉田先生から痛みに関する評価で聞いた話を簡単に載せます

痛みを感じる組織

  • 骨膜
  • 滑膜
  • 筋膜
  • 関節包
  • 滑液包
  • 脂肪体
  • 筋肉

これらに何らかの障害が起きることで人間は痛みを感じています。

 

では、圧迫骨折で痛みが起きるのはどんな時なのか?

  1. 骨癒合するまで生じる骨折性急性疼痛
  2. 骨癒合が遷延することで生じる骨折性慢性疼痛
  3. 骨折発症から骨癒合するまで脊椎が変形することで生じる姿勢性疼痛

赤羽根先生著書の脊椎圧迫骨折についての本から一部抜粋しました。

圧迫骨折による痛みはこれらが身体の中で起きているからです。

 

骨折性急性疼痛に対する考え方

骨膜がダメージを受けているので修復するまで安静にしていれば改善がみられます。

受傷して2~3週間は椎体の圧壊変形が進行しているので、この期間中に無理に動くと2への痛みに移行しやすいです。

 

私の勤務している病院では、ギプス固定したままで受傷から約1か月は立位や歩行などの運動はさせていません。

(個人差があるので、痛みが全くなければ少し早めに運動レベルを上げていきますが…)

 

 

骨折性慢性疼痛に対する考え方

1の状態が長く続いていると2の考え方になります。

栄養状態が悪かったり、無理に動いたりなど骨癒合の邪魔をしていると起きてきゆる状態です。

 

正直、2と3の判断は主治医と相談したほうが良いかと思います。

判断基準としては棘突起への「叩打法」を実施し、陽性であれば骨癒合が不十分な可能性があります。

 

 

姿勢性疼痛に対する考え方

このケースは圧迫骨折患者の4割超える問題だそうです。

要因としては、

  • 骨折部周辺組織の拘縮
  • 運動時コンパートメント症候群
  • 椎間関節障害

などがあります。

 

運動時コンパートメント症候群とは?

過剰に筋活動をさせることで筋内圧の上昇により、疼痛が出現する症状

詳しいメカニズムは下記の図で!

これが症状のメカニズムです。

 

痛みに対してどう対応すれば良いの?

理学療法士がリハビリを通じて痛みをとる方法は

メカニカルストレスの軽減や筋スパズムに対するリラクゼーションによる軽減法ぐらいしかありません。

 

骨折の痛みでも骨自体の問題に関しては主治医に任せましょう

かといって運動やリラクゼーションで過度な身体への介入は逆効果になります。

 

  • レントゲンやCT画像などで画像評価
  • 主治医(骨折の具合や痛みに関する相談)
  • 病棟スタッフからの情報収集(入院生活の中での痛みの様子)
  • リハビリ中の問診と動作分析

 

これらをしっかりとする事で最初の方で記載した疼痛の種類を判断し

情報を整理、考えていけばリハビリを安全に進めていけると思いますよ(^▽^)

 

骨折性疼痛→安静にしてもらい、リハビリでは負担のかからない程度に実施

姿勢性疼痛→筋や筋膜が原因な事が多いので、どこに負担がかかっており問題であるかを見つけてリラクゼーションなど筋へのアプローチを行う

が大まかな対応の仕方ですね

最後に

圧迫骨折での症状は様々です。

痛くないから動き回る方も多く、そのせいで痛みや骨折が再発することも少なくはないです…

 

そんな患者様達に我々の知識と経験を活かして、説明と治療をしていけば

より良いリハビリテーションができると思います!

 

 

あくまでも個人の意見でもあるので、一つの参考基準になればと思います♪

今日はこれで( ´Д`)ノ~バイバイ

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